温活②

温活とは・・・
日頃から体を温める事で、自分の体への意識を高め、冷えなど女性特有の症状にポジティブに向き合うための活動です。
              
                                      温活とは・あたため研究所 温活36.5 よ
 



子どもの頃から11月の声を聞くと、とたんに足指が「しもやけ」になってしまう。それも12月に入ると足指10本全部が揃って真っ赤に腫れあがり、太くなった指のおかげで靴もきつく、かゆみで死にそう!な状態になる。

丘陵に囲まれた盆地特有の寒い地域に住んでいたとはいえ、それがつい7年前まで続いていて、そこまでひどい「しもやけ」の人はいないよ!とよく友達に言われ、ひどく凹んでいたものだ。

冷えと血流の悪さからくるものだろうと、まあ、無理に気軽に考え、春になれば治るから〜っとそのままで何気で過ごしてきた。

温活③

このブログにも何度か大病のことを書いてきたが、病いをして良かったことがあるとすれば、ただ1つ「脳出血の治療で体をオーバーホールしたみたいに血流が長年悪かったところがすっきりして、肩こり、目の痛み、しもやけなどがすべてなくなった!」ことだ。

いつも激しく肩が凝り続け、18歳ですでに鍼治療に通っていた私。こんなにも体が軽く目のかすみがとれるなんて・・・病いの恩恵というものもあることをその時始めて知ったのだ。

40年近く冬の友だった「しもやけ」は、あれからすっかり顔を出さない。

温活①食材

とはいえ、女性特有の冷えは更年期真っ只中の自分にはそれはきついものがある。

2年前の真夏に車で裏高尾の小仏峠に用があって行った時、突然に吐き気と寒さが襲ってきて呆然自若、急いで家に帰り熱を測ってみるとなんと34℃!

驚いてすぐに真夏の暑い部屋のなか、厚着して休んでみたら数時間後、急にすごく「幸せな気分」になって目覚めた。

体がほんわか温かく、やっと生きたここちがしたという体験だった。すぐ主治医に相談してみると、「それは低体温症だね。生姜やにんにくを食べて温かくして。33℃になっちゃたら即入院だよ!」と言われた。

真夏に寒い体を温かく保つという以外な状況のなか、食事と厚着で調節することでどうにか入院だけは避けられたのだった。

温活④

温活は、たった1℃体温を上げることで体の老化を防止しサビを無くし、重い心も頭も軽くなるという効果が出るというもの。

通常の体温は大体36,5〜37℃がちょうど良いのだが、逆にたった1℃下がるだけで代謝が10〜20%下がり免疫力も30%減少するらしい。

ウイルス、がん細胞などの攻撃に耐えうる体でなくなるのだ。

こう考えると、普段から自分の平熱をチェックして、異常を察知し適切な処置をしていきたいものだ。

では1℃上げる生活のポイントとは?
---------------------------------------------------------------------------------------------------
1.体の外側から温める。
厚手の服などで着まわして寒さを調節して、夜は38℃のお風呂で体を芯から温める。

2.体の内側から温める。
ゆず、レモン、かりんなどのホットドリンクが温めには速攻性がある。しょうが、シナモン、にんにく、ねぎ、しそなどの野菜や薬味は以外なほど体を温める。玄米などもよい。

3.体を動かす。
運動をして熱をつくる筋肉の量を増やすことが大事。ヨガなどの深い呼吸を意識舌運動も体の温めには適している。
---------------------------------------------------------------------------------------------------

 日常から細かに体を温めることで、大きな差がでるという「温活」。

体温をあと1℃上げることを、ちょっとだけ意識してみてはいかが?きっと幸せな気分が得られること、受け合いである。

                              イメージ