体幹
 お化粧や洋服で飾っていても、毎日なんだかダルイ。おまけに、便秘や肩こりも慢性化している。そんなことでは、本当の意味でキレイとは言えません。「指の魔法」でい美しく生まれ変わる方法をお教えしましょう。
                             「奇跡のきくち体操」 菊池和子 著 (集英社インターナショナル)より

 自分の体が若い頃とは変わってきたことに気づいたのは3年ぐらい前。すべての物事に対しての身のこなしや動作がゆっくりになってきて、なんでも連続してやれなくなり、必ず一呼吸おいてから始める・・・こんなのわたしじゃない!っと憤慨する毎日。もう本当にビックリの連続だった。

 あ~こうやって老いてゆくんだわ、と随分早くから人並みな感覚があったものの、当然受け入れがたい事実。表づらをいくら整えても、それは他人に迷惑をかけない程度にキレイにしているだけ。中身はそれ相応に歳をとってしまった体。(泣) "膝、腰、命"の齋藤一人さんじゃないけど、コンドロイチンやコラーゲン、ヒアルロン酸、などのビタミンを毎日摂取するようにもなった。

 でも、どうであってもわたしの体は他には代えられない、かけがえのない存在なのよ!と自分にいい聞かせて、この頃は加齢という坂を上手に下っていくことを考え直し始めた。自分の体に対する考え方から変える体操や運動を自分の生活に組み込んで、今年はしっかりと挑戦して行こうと思う。

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 さて、今のわたしの体の状況は昨年11月に、大学病院で測って頂いた「体成分分析」によると

 ◉ 体温(35℃ もっと低いことも結構多い低体温症)
  身長(156㎝ ちょっと縮んだ~)
  体重(47.9㎏ 現在はもう少し少ない状態)
  体脂肪率(17.9 標準)
  骨密度(1554 これは最優秀で20代の値だそう!)
 ◉ 筋肉量(30,2 標準の半分でこれは最悪)

 ◉印の部分が改善すべきところ。


ということで主治医からは、早急に筋肉量を増やして体を温める工夫をしないといけない!ということになったのだ。体が冷えていると大病しやすい。ただ、体に必要なのは、おもに有酸素運動(ランニングやストレッチなど無理なく適度に酸素を使って体を動かす方法)で始める事が、一番早く変化を実感できるのだそう。でも、本格的にスポーツクラブにまで通う時間と経費(すごく高い)を捻出する気はあまりない。多分飽きっぽい性格がそうさせているのだと思う。本当にやりたいことなら、独りでも全然平気でどこへでも 習いに行けるもの。こうなったら、セルフトレーニングの線で進めよう。とにかく、今はじめなければダメ!という危機感みたいなものはあるから。ちなみに今週のNHKでは横隔膜を正常に戻す運動を紹介していた。これも結構参考になる。

              ステップ運動

 そこでお手本にしたのが、あのサッカー、アモーレ長友選手の考案した、「体幹トレーニング20」(KK ベストセラーズ)だ。
 この本は、自分で体の軸である体幹(インナーマッスルとアウターマッスル)に注力して、心(メンタル)と体そのものを調節するという本。あと嬉しいのが、筋トレのような機械(バイクなど)を使わずに、ストレッチが中心だということ、また初心者でもやりやすい目的別のメニューが記載されていて、正しい体幹トレーニングがすぐに始められる!というわけで、この3連休から早速取り組み始めた。体幹トレーニングとは、基本的に自分の体重を負荷とする運動なので無理なく始めらる。あとはいかにして続けていくか?3日坊主にならないためにとにかく楽しくやろう!と思う。
 体幹トレーニング4つの効果をまとめてみた。

 ・顔、姿勢が変わる
 ・疲労をコントロールできる
 ・体の芯から痩せる
 ・腰痛を解消できる

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 私の場合、外営業の仕事でかなり歩いているので、ジョギングやウオーキングは敢えて外す。そうすることで、負担がなく、ストレッチだけは欠かさずにやれる毎日が実現できる。あ~、これで筋肉がついてきたら本当に嬉しいな。精神的にももっと粘りが出そうだし。今朝の新聞にも「週末だけの運動でも死亡リスク低下」とあった。
 これからの人生、あまり意地を張らず、無理をしないで生きていきたいと願うばかりだ。

                                          太極拳②